いい不動産管理会社とは?賃貸管理会社を選定する際に気を付ける5つのポイント

いい不動産管理会社とは?賃貸管理会社を選定する際に気を付ける5つのポイント

所有している不動産を活用したいけれど、どの管理会社を選んだらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。国土交通省の調べでは、不動産管理を行っている会社は3万社以上あるとされています(2015年時点)(※)。そのなかで「いい不動産管理会社」というのは、どういった会社なのでしょうか。こちらの記事では、不動産管理会社を選ぶ際の基準やチェックポイントを解説していきます。

いい管理会社とは?

物件のオーナーから見た場合、「いい管理会社」とはどのような会社なのでしょうか。答えは簡単です。それはずばり、「物件の価値を高め、安定的かつ長期的に収益を上げてくれる会社」。もっと簡単にいえば、「空室を作らない会社」です。

不動産オーナーの目的は、自分が所有している不動産を通じて収益を上げること。そのため、空室があれば入居者を探し、その入居者にできるだけ長く住んでもらえるような仕掛けができる会社が、いい管理会社といえます。また、入居者が入っていても、いつまた空室になるかはわかりません。管理会社が不動産運営についての長期的なプランを積極的に提案してくれるかどうかという点も重要です。

それを踏まえて、実際に管理会社を選ぶときのポイントを紹介していきます。

管理会社を選ぶ際のチェックポイント

 

1.提案力:集客、空き室対策に積極であるかどうか

入居者をどれだけ集めることができるかどうか、また、空室がある場合にどのような対策を講じてくれるかどうかは、管理会社選定の上で、最も大切なポイントといえます。この力がある会社とない会社では、オーナーが得られる収益が大きく違ってきます。多少、管理費として支払う金額が高くなっても、提案力のある会社を選ぶほうが長い目で見た場合にはメリットがあります。

提案力を見極める方法として、管理をお願いしようとしている物件について、いろいろと相談・質問してみるのがいいでしょう。値下げ以外の案を複数提案してくれる会社は、いい会社といえます。また、すでにその会社が管理している物件の入居率を確認するのも良い方法です。

2.管理能力・トラブル対応力

不動産管理にはトラブルがつきものです。度々発生するトラブルに対して、迅速かつ丁寧に対応できるかどうかが問われます。

例えば、よくあるトラブルとして入居者からのクレームが挙げられます。クレーム対応の場合、いかに早く初期対応できるかどうかで、その物件自体の評価も左右されます。トラブルはいつ何時起こるかわかならいので、24時間態勢のコールセンターを設置していたり、土日祝日対応をしていたりする会社を選ぶのがおすすめです。

3.信頼性・丁寧さ

信頼の置ける企業か、丁寧な応対のできる企業かを見極めるには、電話での応対や営業担当者の態度、社内の雰囲気などをチェックします。

日々、管理会社とはやり取りをする必要があるため、会社との相性もとても重要です。また、管理会社の事務所が清潔に保たれているかというのも大事な確認ポイント。会社に訪問する際には、受付やデスクが散らかっていないかなどを確認しましょう。細かいところまで管理が行き届いている管理会社は、自社で管理している物件も丁寧に扱っていると考えられます。

4.事業継続性・財務健全性

管理会社の事業規模や事業継続年数(経験)が長い会社かどうかも判断基準のひとつ。一般的には会社規模が大きく、長期にわたり存続している会社は、倒産リスクが低く、長年積み重ねてきたノウハウも豊富であると考えられます。ほかの物件の成功事例を紹介してくれることもあります。

ただし、大手の管理会社は、ひとりの営業担当者が担当する物件数も多い傾向にあります。1軒あたりに割けるエネルギーが限られるので、一概に大手がいいとも言い切れません。会社規模は小さいながらも、地元に根付いた経営をしている会社もあります。そういった会社の場合、地域のネットワークや情報を持っており、それらを活かした提案をしてくれます。

5.不動産管理会社が管理を行っている物件を実際に見に行ってみる

いくつか不動産管理会社の候補が決まれば、その会社が管理を行っている物件を実際に見にいくことをおすすめします。管理会社の実情をおおよそ把握することができます。見に行く際は、以下のポイントをチェックしましょう。

Ø  集合ポストにチラシがたまっていないか。

Ø  建物自体がきれいに保たれているか。

Ø  物件周辺の掃除や雑草の草刈りが行き届いているか。

Ø  ゴミ出しスペースや共用スペースがきれいに保たれているか。

 

管理会社を選ぶ際には明確な選定基準をもちましょう

不動産管理会社は大事なビジネスパートナーです。不動産投資成功の可否は、委託する管理会社にあるといっても過言ではありません。不動産管理は長きにわたるので、末永いお付き合いができる会社であるかどうかが重要です。今回、挙げたチェックポイントを中心に、オーナー自身が明確な基準をもって、管理会社を選びましょう。


参考:

国土交通省:賃貸住宅管理業について(PDF(※)

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